JARI 一般財団法人 日本自動車研究所

「環境調和型ディーゼルシステム共同研究センター」共同研究期間の延長について

2010/03/10


2010年3月10日

 財団法人 日本自動車研究所【小林所長】(以下「JARI」)は独立行政法人 産業技術総合研究所【野間口理事長】(以下「産総研」)を訪れ,平成22年度以降の共同研究期間の延長申請願いを取り交わしました。 

JARIでは,産総研の「環境調和型ディーゼルシステム共同研究センター」において、ディーゼル自動車排ガスの低公害化に関する研究を行うことを目的に、平成13年度から平成21年度までを実施期間として、共同研究を実施してきました。ここでの共同研究による成果は、平成21年10月に施行されましたポスト新長期排ガス規制への対応技術に応用され、今年度末には本共同研究の当初目的を達成することが見込まれます。また,微量有害物質等分析手法の検討は平成21年度までの共同研究で実施しました。 今後の国内外の排ガス規制の動向も踏まえ、さらなる排出ガス排出レベルの確認について追加的に実施することで,本共同研究の成果を更に向上させることを相互の目的としています。

今回の共同研究の延長期間において目標とする具体的研究として
①排ガス中の微量有害物質の評価
②微量有害物質の健康影響に対する評価
③排ガス低減技術導入による大気環境改善の評価
の3テーマをJARIが担当する予定となっております。

IMG_0505 延長申請書を提出する小林所長(右)と 受理する野間口理事長(左)
02外観2 環境調和型ディーゼルシステム共同研究センター

この件に関するお問合せ先  広報室 まで


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