JARI 一般財団法人 日本自動車研究所

交通流定点カメラ観測(首都高速3号線 渋谷IC付近)の実施について【オプトアウト】

2022/08/18


プロジェクト名:令和4年度 無人自動運転等のCASE対応に向けた実証・支援事業 (自動走行システムの安全性評価基盤構築に向けた研究開発プロジェクト)

一般財団法人日本自動車研究所(JARI)は、自動走行システムの普及による利便性向上、省エネ、安全な道路交通社会の実現に向けて、 自動走行システムの安全性評価に必要な基盤技術の研究と開発に活用する為、実際の公道交通環境における交通流データ収集を実施しております。

プロジェクトの目的

 利便性の向上に加えて、環境・エネルギ制約や交通事故死者数低減への対応の観点から、新たな取り組みである自動走行システムの普及による省エネや安全な道路交通社会の実現への期待が国内外を問わず高まっています。 海外においても盛んに自動走行に関連するプロジェクトが推進されていますが、国内においても既に平成30年度から令和2年度までに実施した「高度な自動走行・MaaS等の社会実装に向けた研究開発・実証事業」、令和3年度に実施した「無人自動運転等の先進MaaS 実装加速化推進事業」である SAKURAプロジェクト(https://www.sakura-prj.go.jp/)において、国内の交通事情を鑑みた安全性評価手法の研究・開発を進めて参りました。
 上記のプロジェクトにおける成果や収集された貴重なデータを引き継ぎながら、令和4年度の「無人自動運転等のCASE対応に向けた実証・支援事業」におきましては、道路形状(合流路における加速車線の長短など)の違いが シナリオ分析(合理的に予見可能な範囲の明確化)に与える影響を整理して、合理的に予見可能な範囲の特定手法を補強します。そのため、過去事業で既に定点観測を行った場所とは道路形状が大きく異なる場所にて、定点カメラ観測を行い交通環境データ (定点カメラ映像データをもとに抽出・数値化された車両軌跡データなど)を取得致します。この特定手法の補強は、自動運転の安全性評価手法及び自動運転開発の促進に寄与する評価技術と継続的な安全性評価基盤の構築に繋がるものです。
 また、自動運転関連の他のプロジェクトや自動車関連団体等ともデータの利活用の促進およびデータの共有化を通して有効的な活用にも取り組んで参ります。

データ収集方法・期間

  • データ収集方法 : 観測対象となる首都高速道路に隣接する民間ビルの屋上(下図の赤枠)に、 ビル所有者様のご承諾を得て撮影機材を設置させて頂き、首都高速道路を走行する車両やバイクを撮影します。
    初日(機材の設置と調整)と最終日(機材の撤去)以外は無人での撮影録画となります。
    出典:Google-Earth

    出典:Google-Earth

  • 期   間 : 2022年8月20日~2022年10月22日の1週間
  • 収集時間帯 : 1週間連続(昼夜)

データ収集区間(定点観測区間)

  • 観測区間:首都高速道路3号線下り、渋谷入り口合流路付近
    (ハードノーズの前後、概ね300m、上記写真中の①~⑤)

データの管理

  • 取得した定点カメラ映像データは、個人情報(車両搭乗者の顔、ナンバープレート)を含む可能性がありますので、 JARI及びデータ共有先において自身の秘匿情報と同等の管理を行い、漏洩防止策の徹底を図ります。
  • 取得した定点カメラ映像データは、個人が特定される個人情報データベース化は行いません。
  • 定点カメラ映像データに係る肖像権やプライバシー権の保護を遵守致します。

個人情報保護について

詳細は、当研究所の下記URL情報をご確認願います。
個人情報保護方針

お問い合わせ

プロジェクト全般に関するお問い合わせ
住所:〒105-0012 東京都港区芝大門1-1-30
一般財団法人 日本自動車研究所 自動走行研究部
Mail:trfres[at]jari.or.jp  ※メールアドレスは[at]を@に替えてください。

個人情報に関するお問合せ
住所:〒305-0822 茨城県つくば市苅間 2530
一般財団法人日本自動車研究所 総務部 
Mail:jarikjn[at]jari.or.jp  ※メールアドレスは[at]を@に替えてください。


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