代表理事研究所長に「鎌田 実」が就任しました
2020/07/06
2020年6月24日に一般財団法人日本自動車研究所の代表理事研究所長に就任しました鎌田 実です。就任にあたりまして皆様にご挨拶申し上げます。
当研究所は、クルマ社会の健全な進展に貢献することを使命とし、中立的、公益的な活動を行い日本の自動車産業の発展と自動車技術の進展に寄与してまいりました。昨年、50周年を迎え、次の半世紀に向けて歩みを始めたところです。
近年、CASEという言葉で語られ、100年に一度のモビリティ革命と言われるように、自動車はその役割が多様化するとともに自動車技術の高度化・情報化が進んできており、今後さらに産業構造も含め変革していくことが予想されます。モビリティとして自動車の役割が多様化する中、当研究所は中立的な研究機関という強みを活かし、産官学が単独ではできない「車と社会のつながり」という領域における研究・試験を更に推進してまいります。
また、今般、第5次の長期運営方針をまとめ、「環境・エネルギー」、「安全」に加え、「新モビリティ」という新たな柱を掲げ、5年先、10年先の社会ニーズを先読みした先進的な研究に取り組むことで、持続可能で安全・安心なクルマ社会の実現へ貢献してまいります。
今後も研究成果を広く発信し、社会の期待に応えられるよう最大限の活動を展開してまいります。皆様におかれましては、これまで以上のご支援・ご協力をお願い申し上げます。
代表理事 研究所長
鎌田 実