生活支援ロボット安全検証センターの完成について
2011/01/28
生活支援ロボットの安全技術を集積し,安全性検証手法を確立し,実用化の壁である安全性確保をワンストップで実現する世界的拠点である「生活支援ロボット安全検証センター」が完成し,2010年12月27日,生活支援ロボット実用化プロジェクト関係者,報道陣及び自治体関係者に公開されました。
独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」)によるこのプロジェクトは,生活支援ロボットの安全性検証手法の構築に向けて,ロボット安全技術及び共有可能な安全要素技術の研究開発を実施するとともに,ロボットの安全基準,安全性検証手法の研究開発を実施することを目的とし,独立行政法人産業技術総合研究所(以下「産総研」)と財団法人日本自動車研究所(以下「JARI」)をはじめとする8機関が共同で実施しています。
当日は,大畠経済産業大臣をはじめ,上月茨城県副知事,市原つくば市長などの自治体関係者,多数のプロジェクト関係者が訪れ,実演・パネルデモセッションなどを通して各種試験設備や施設の概要説明が行われました。あわせて,オープニングシンポジウムも開催され、プロジェクト実施機関の産総研,JARI,NEDOの各機関から研究に対する取組の抱負などについての紹介が行われました。
JARIでは、プロジェクト推進のために、連携機関と協力し新しいロボット安全性規格の提案にむけて努力してまいります。
衝突安全性試験装置の模擬実験
ご挨拶をされる大畠経済産業大臣
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