生活支援ロボット 安全試験・認証 解説セミナー 開催のご案内
2018/10/05
一般財団法人日本自動車研究所(JARI)は一般財団法人電気安全環境研究所(JET)と合同で、生活支援ロボットメーカーおよびロボット関連事業者様向けの安全検証・認証方法に関してのセミナーを開催することとなりました。
我が国は成長戦略として「サービスロボット大国」を掲げており、高齢化社会の人手不足対策など、これから私たちの生活においてロボットが欠かせない時代が到来すると言われております。
生活支援ロボットは産業用ロボットとは異なり、様々な環境で自律動作し、一般の人々に接近して使われます。そのため、製品を市場に投入する際には、その製品のライフサイクル全体にわたって想定されるリスクを適切に分析し、充分な低減方策を導入しなければなりません。また、導入したリスク低減方策の妥当性を分析や試験で確認する必要があり、ロボットの安全検証には、多様な条件を再現した試験方法が必要とされております。
JARIは国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)事業、経済産業省(METI)事業および国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)事業のコンソーシアムでの経験・知識を活かし、公共の施設や一般家庭環境などでの多様な使用状況を再現して、衝突安全性、障害物回避、耐環境性、耐久性、電気安全、EMC等の総合的な試験体制を確立しました。また、JETとの協業体制の下、安全コンサル、適合性試験などの認証取得準備の支援サービスを提供します。
これらの安全検証サービスによるロボットメーカーおよびロボット関連事業者様のメリットをより多くの皆様にご紹介させていただきたく、この度、JARI・JET共催によるオープンセミナーを開催させていただきます。皆様のご参加をお待ちしております。