JARI ITSセミナー自動車電子/電気システムに係わる機能安全規格(ISO26262)の動向』
2010/11/11
今般、自動車の電子/電気システムに係る機能安全についての動きが活発化しています。機能安全は、システムの機能が故障した場合でもシステムの安全性を確保する仕組みです。従来、航空機、鉄道などの分野で発展した仕組みで、それに対応した規格(IEC61508)も整備されています。ここ数年来、主に欧州において自動車にもこの機能安全の考え方をとりいれようとする動きが活発になり、IEC61508をベースに自動車用に改修された規格(ISO26262)が2011年に正式に国際規格化される見込みとなっています。
JARI-ITS研究部では、こうした動きをうけて、対応が急がれる自動車用の機能安全規格(ISO26262)について、国内の自動車メーカー、サプライヤ、ソフトウェア、ツールベンダーの各分野の方からそれぞれの取り組みについて紹介いただくセミナーを企画致しました。機能安全規格に対する動向や現状、課題等について把握いただく、貴重な機会になると考えております。
皆様、奮ってご参加いただきたく、ご案内申し上げます。
本セミナー開催の経緯、自動車開発における機能安全規格への課題・対応についてご紹介します。
いよいよ来年夏の規格成立が確実となったことを受けて、自動車業界内、自動車会社内の準備活動も、活発でより具体的になってきました。しかし規格要件の中には欧州型アプローチといえるものも多く、日々の開発業務へのインパクトも小さくありません。今回の講演では規格のいくつかの特徴的要件とその影響を開発現場での取り組み状況を交えて考察します。
ISO26262 規格が来年夏に正式発行される見込みとなったことを受けて、自動車部品のグローバルサプライヤーとしてのボッシュの立場から、この規格の導入において重要と思われる点の理解と対応について説明します。
機能安全規格の是非については様々な意見がありますが、規格を適切に活用することによって、競争力のある組織、プロセスに変革することが可能です。本講演では、当社のコンサルティング事例を踏まえながら、取り組みの意義を中心に、規格を概説します。
車載システムの開発では、開発手法およびツールの活用が必須となっています。本講演では、最新のモデルベース開発の実際と機能安全規格の対応について説明します。
<定員になりましたので、申し込みを締め切らせていただきました。>
(1)参加申し込みフォームに所要事項を入力して、送信願います。
■お申込受付後、受付番号のご案内をEメールにてご返信します。返信メールをプリントアウトして当日会場の受付にご提出下さい。
■取得した個人情報は、実施、関連会議開催のご案内のためにのみ利用し、個人情報の保護に関連する法令及び規則を遵守し適切に取り扱います。
(2)FAXでお申し込みの場合は別紙2のお申込書をダウンロードして所要事項をご記入のうえ、029-856-1124まで送信願います。1枚につき,4名様までお申込できます。
(財)日本自動車研究所 広報室 宮本まで
TEL:029-856-0835 FAX:029-856-1124
(財)日本自動車研究所 ITS研究部 国弘まで
TEL:03-5733-7924 FAX:03-5473-0655