第2回「JARI 新モビリティセミナー」開催のご案内
第2回「JARI 新モビリティセミナー」
SIP第3期/スマートモビリティプラットフォームの構築
「移動手段の手当てが地域作り・活動に与える福祉的効果の検証」活動中間報告会
開催のご案内
2025年10月8日(水)13:30~17:30
会場:くるまプラザ + オンライン配信
〒105-0012 東京都港区芝大門1丁目1-30 日本自動車会館1階
主催:一般財団法人日本自動車研究所
後援:(株)日本能率協会総合研究所
日本の中山間地域では、人口減少や過疎化により、公共交通を含む生活支援サービスの撤退が進んでいます。住民のウェルビーイングを実現するためには、単なる交通手段の再構築にとどまらず、
地域全体のまちづくりを視野に入れた交通の再設計が求められています。
一般財団法人日本自動車研究所 (JARI) は、2023年度から、SIP第3期「スマートモビリティプラットフォームの構築/移動手段の手当てが地域作り・活動に与える福祉的効果の検証」の採択を受け、
生活支援サービスの継続に不可欠な移動手段の確保と、その価値の可視化を目指した取り組みを実施しています。
今年でプロジェクト開始から3年目を迎え、JARIの調査フィールドである兵庫県養父市と高知県仁淀川町での活動を紹介し、関係者との意見交換を通じて、
より実効性のある取り組みへと発展させることを目的としたセミナーを開催します。
調査フィールドのキーパーソンも参加し、地域の「生の声」を届けることで、活発な議論を期待しています。
また、JARIコンソーシアムの共同提案者であり、福祉・介護分野で移動の効果を4地域で検討している日本能率協会総合研究所(JMAR)も参加予定です。
本セミナーは、地域の移動支援サービスの検討・展開に関心をお持ちの方にとって、貴重な情報収集ならびに意見交換の場となるはずです。多くの方のご参加をお待ちしています。
記
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日時:2025年10月8日(水)13:30~17:30
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参加方法:会場参加(くるまプラザ) 〒105-0012 東京都港区芝大門1丁目1-30 日本自動車会館1階
オンライン配信(Web)
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プログラム:こちらをご覧ください
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募集人員:現地100名/Web500名 ※どちらも定員になり次第,締め切ります
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参加費:無料
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申し込み方法:
お申込みいただいた方には開催日前日までに視聴用リンクをお送りさせていただきます。
万が一開催日前日までに視聴用リンクが届かない場合は、以下のお問い合わせ先(mobility@jari.or.jp)までご連絡お願い致します。
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内容等についてのお問合せ先:
一般財団法人日本自動車研究所 新モビリティ研究部 國弘・淺田
e-mail:nmobility[at]jari.or.jp
※メールアドレスは[at]を@に替えてください。
以上
JARI 新モビリティセミナー プログラム
2.招待講演「モビリティディバイドのない社会を目指して」
13:40~14:00
「SIP第3期/スマートモビリティプラットフォームの構築」プログラムディレクター
筑波大学名誉教授 石田 東生 氏
コメンテーター:特定非営利活動法人 但馬を結んで育つ会(TMS) 代表理事
ちば内科・脳神経内科クリニック 院長 千葉 義幸 氏
3-1. 兵庫県養父市での取り組み紹介
14:00~14:40
養父市で建設中の「小さな拠点」の紹介、「デマンド実証」の位置づけなどについて紹介
公共交通の現状、人手不足への対応に向けた取り組みの一つとして「デマンド実証」を紹介
3-2. 高知県仁淀川町での取り組み紹介
14:40~15:20
仁淀川町が目指す「おでかけを諦めない町づくり」の概要やその背景について紹介(仮)
NPOのフレイル予防活動と、SAKURA/グリスロ/くるりんバスの調査走行の結果を紹介
NPO法人 フレイルサポート仁淀川 理事 小松 仁視 氏
3-3. 移動手段を確保することによる福祉・介護予防からの効果
15:20~15:40
JMARの活動内容や養父市との連携(特に福祉・介護予防から見た効果について)を紹介
(株)日本能率協会総合研究所 福祉・医療・労働政策研究部 主幹研究員 服部 真治 氏
4.パネルディスカッション
15:40~17:00
現在までのJARIコンソの活動の総括やJARIコンソが果たす役割、地方の厳しい現状を踏まえた福祉・介護予防を含む
生活支援サービスの継続に移動手段が果たす役割、さらには移動手段を整備するだけではなく「外出」を促す
目的地作りの重要性などについてディスカッションする。
お問い合わせ先:
一般財団法人日本自動車研究所 新モビリティ研究部 國弘・淺田
Email:nmobility[at]jari.or.jp
※送信する場合は[at]を @ に置き換えてください