自動走行システムの「認識・判断データベース」の研究成果をサンプル公開します

一般財団法人日本自動車研究所（JARI）は、自動走行システムが周辺環境を認識するための基盤技術開発*を、2014年度から内閣府、国土交通省、経済産業省等より受託し2017年度まで実施いたしました。
産官学が連携して周辺環境認識技術の研究開発を促進するために、様々な走行シーンを撮影した膨大な映像を効率的に蓄積し、共用して活用することを目的として、カメラやレーザーレーダー測距装置などを搭載したデータ収集車両を開発し、走行シーンを撮影・計測しました。また、容易に検索するための自動タグ付け技術を開発するなど、使い勝手の良いデータベースの構築に努めて参りました。
2018年から2019年 7月までに延べ16回開催した説明会に引き続き、研究成果である画像の一部を、自動走行システム関連の研究開発や画像データを用いた機械学習の研究開発を行う企業や研究機関などを対象とし、サンプルデータの提供を実施します。

*平成29年度「高度な自動走行システムの社会実装に向けた研究開発・実証事業：自動バレーパーキングの実証及び高度な自動走行システムの実現に必要な研究開発」（認識・判断データベース構築技術の開発と利活用の検討）

自動走行システムの周辺環境認識技術に係る研究開発成果に対し関心があり、かつ以下に記載する条件を厳守いただける企業および研究機関等に対し、288走行シーンのサンプルデータ内容や申請手続き等の詳細に関してご説明いたします。また、研究成果のサンプル閲覧（9シーン程度）を合わせて実施します。（4日とも同じ内容）
参加をご希望される方は、下記ボタンよりお申し込みをお願いします。

1. 日　時：【1回目】2020年 2月 4日（火）13：00 ～ 15：30　名古屋地区開催（終了しました）
   　　　　【2回目】2020年 2月14日（金）13：30 ～ 15：00　東京地区開催（終了しました）
   　　　　【3回目】2020年 2月21日（金）13：30 ～ 15：00　東京地区開催（終了しました）
   　　　　【4回目】2020年 2月28日（金）13：30 ～ 15：00　東京地区開催（中止といたしました）
   
   なお、名古屋地区開催におきましては、日本自動車研究所 ITS研究部が取り組む自動運転DataBank事業の概要紹介、機能安全関連のトレーニングやセミナー等の紹介、および、認識・判断データベースサンプル公開説明を合わせてご紹介いたします。
2. 会　場：＜東京地区＞
   　　　　一般財団法人日本自動車研究所 東京事務所　第1会議室（アクセス）
   　　　　〒105-0012　東京都港区芝大門1-1-30　日本自動車会館12F
   
   　　　　＜名古屋地区＞
   　　　　 萩原エレクトロニクス株式会社　A・B会議室（アクセス）最寄り駅：桜通線 高岳駅 3番出口
   　　　　 〒461-0005　愛知県名古屋市東区東桜2-2-1　高岳パークビル5F
3. 定　員：東京地区：15名、名古屋地区：65名
4. 申込み期限：【1回目】2020年 2月 4日（火）開催分（申し込みを終了しました）
   　　　　【2回目】2020年 2月14日（金）開催分（申し込みを終了しました）
   　　　　【3回目】2020年 2月21日（金）開催分（申し込みを終了しました）
   　　　　【4回目】2020年 2月28日（金）開催分（申し込みを終了しました）

認識・判断データベースのサンプルデータ提供における注意事項

• 事業概要に関する情報を提供可能な日本法人が対象です。
• 使用許諾契約の締結
  データを格納する電子媒体費用や送付費用等の実費、およびデータ制作に最低限必要となる人件費分等の経費を合算した金額50,000円（消費税抜き）にて、使用許諾契約を締結していただきます。
• 秘密保持契約書の締結
  個人情報保護を目的としサンプルデータの提供を希望する企業等は、秘密保持契約書を締結していただきます。
  秘密保持契約書
  （契約書内容の変更は不可とさせていただいております。）
• サンプルデータベースに対するアンケート回答
  データを格納した電子媒体の納入後にデータベースの内容等に関し、添付しておりますアンケート用紙に回答をご記入いただき、返送をお願いいたします。

スケジュール・実施の流れ（概要）

• 申請受付期間：2020年 2月 5日（水）～ 3月 6日（金）
• 実施の流れ

• 事前申込みのない方のご参加は固くお断りしております。必ず事前申込みをお願いします。
• 本活動の趣旨にそぐわない企業様については、説明会への参加をご遠慮いただく場合があります。

申し込みは終了いたしました