JARI 一般財団法人 日本自動車研究所

2013年度共同研究WG成果報告会

2014/01/08


一般財団法人日本自動車研究所(JARI) ISO 26262運営委員会

= 2014年2月28日(金) =

ISO 26262は、自動車の電気/電子(E/E)システムに関する機能安全のために策定されたISO規格で、2011年11月に発行されました。日本自動車研究所(JARI)は、この規格の運用に向けた課題と対応について検討するため、2011年度から完成車メーカ、部品メーカの参加を募り、日本自動車工業会、自動車技術会の協力を得てISO 26262運営委員会を設置しました。そして、20社以上が参加する共同研究WGを立上げ、ワーキンググループ活動を進めており、その活動成果を成果報告会で公開しています。

この度、2013年度の活動報告として、「2013年度共同研究WG成果報告会」を下記の通り、開催します。参加される皆様が、ISO 26262規格対応を進める上で、今後の参考となるものが多数得られる貴重な機会と考えておりますので、皆様、奮ってご参加いただきたく、ご案内申上げます。


開催日時・場所

日 時

  • 2014年228日(金) 13:00~16:50(終了いたしました)

場 所

ラーニングスクエア新橋A、B、C会議室
〒105-0004 東京都港区新橋4-21-3 新橋東急ビル6階

定 員

200名

申込期限

2014年2月21日(金) (申込み受付を終了いたしました)

参加料

¥21,000(税込)


『2013年度共同研究WG成果報告会』プログラム

1. 開会挨拶

(13:00~13:05)
一般財団法人 日本自動車研究所 業務執行理事 竹内 俊作

2. 基調講演 「車載システムの機能安全を取り巻く業界動向」

(13:05~13:35)
一般社団法人 日本自動車工業会 安全・環境技術委員会 エレクトロニクス部会 電子安全性分科会長 川名 茂之 氏

3. ISO 26262共同研究活動概要紹介

(13:35~13:55)
一般財団法人 日本自動車研究所 ITS研究部長 谷川 浩

3-1. 共同研究 アセスメントWG 「アセスメントワーキング活動報告」

(13:55~14:25)
〔リーダ:(JARI)小谷田、サブリーダ:(JARI)深澤〕
発表者:一般財団法人 日本自動車研究所 ITS研究部 小谷田 一詞

機能安全活動の準拠性を評価する確証方策に対する知見を集約する目的で、2013年10月にアセスメントWGを立ち上げた。本WGのモチベーションと活動計画を紹介し、10月以降2月まで実施した、主としてPart-4における機能安全活動の準拠性について議論した成果を紹介する。

3-2. 共同研究 エンジンWG 「技術安全要求の検討における考慮点」

(14:25~14:55)
〔リーダ:(日産自動車)荒巻 氏、サブリーダ:(デンソー)小野 氏〕
発表者:一般財団法人 日本自動車研究所 ITS研究部 後呂 考亮

エンジンWGでは、昨年度導出した、電子制御スロットルシステムの機能安全要求を基に、技術安全要求について検討してきた。本講演では、技術安全要求を検討する上で考慮すべきいくつかのポイントを紹介する。

休 憩

3-3. 共同研究 ステアリングWG 「EPSにおけるフェールオペレーションの検討事例」

(15:15~15:35)
〔リーダ:(マツダ)高原 氏、サブリーダ:(ジェイテクト)益 氏〕
発表者:一般財団法人 日本自動車研究所 ITS研究部 金子 貴信

ISO 26262を契機に、今後高度化する車両の電子/電気システムの機能に対する安全要求が高まっている。そこで、電動パワーステアリング(EPS)を題材とし、フェールオペレーションについて検討した。本発表では、その事例と今後の課題について紹介する。

3-4. 共同研究 ボディWG 「ボディ系システムのH&RによるASIL導出事例およびハーネス、コネクタの取扱いに関する考え方について」

(15:35~15:55)
〔リーダ:(JARI)大谷、サブリーダ:(ダイハツ工業)福永 氏〕
発表者:一般財団法人 日本自動車研究所 ITS研究部 大谷 正俊

ISO 26262を契機に、今後高度化する車両の電子/電気システムの機能に対する安全要求が高まっている。そこで、電動パワーステアリング(EPS)を題材とし、フェールオペレーションについて検討した。本発表では、その事例と今後の課題について紹介する。

3-5. 共同研究 解説書WG 「ISO 26262規格解説書の作成」

(15:55~16:25)
〔リーダ:(JARI)小谷田、サブリーダ:(アドヴィックス)河野 氏〕
発表者:一般財団法人 日本自動車研究所 ITS研究部 小島 好美

規格要件の中で共通理解が難しいものについて議論を行い、その解釈に有用と思われる補足説明を記したISO 26262解説書を作成した。これまでに取組んできたPart2~Part5の代表的な事例を報告する。

3-6. 全体 Q&A

(16:25~16:45)

4. 閉会の挨拶

(16:45~16:50)


お申込み方法

申込み受付を終了いたしました。

  • 報告会終了後、会費制となりますが懇親会を開催いたします。参加ご希望の方はお申込みをお願いいたします。会費は現金で、当日会場にて徴収させていただきます。
    懇親会のご案内は、参加希望者の方へ別途お送りいたします。(懇親会会費:3,000円(税込))
    (定員に達しましたので申込みを終了いたしました。)
  • お申込み受付後、報告会参加費の請求書をお送りいたします。お支払期限までに銀行振込みをお願いします。(当日、現金でのお支払いはお受けしておりません。振込み手続きが間に合わない場合は下記お問合わせ先までご相談ください)
  • 参加証をメールにてお送りいたします。当日は、参加証を印刷してをご持参いただき、会場の受付に提出下さい。
  • ご入金後のキャンセルはお受けいたしかねます。代理の方に参加いただくか、後日予稿集を郵送させていただきます。
  • 取得した個人情報は、本報告会の実施、関連イベント開催および関連情報のご案内のためにのみ利用し、個人情報の保護に関連する法令及び規則を遵守し適切に取り扱います。

プログラム・内容・お申込み方法についてのお問合わせ先

一般財団法人日本自動車研究所(JARI) ITS研究部 担当者:福田

電話番号:03-5733-7924 FAX番号:03-5473-0655
メールアドレス:its-tokyo2[at]jari.or.jp
※メールアドレスの[at]は@に置き換えてください


Close