走行映像データベース サンプルデータ製品のWeb提供申請について
自動走行システムの研究成果として、従来一般財団法人日本自動車研究所(JARI)にて実施しております公開説明会参加によるデータ頒布から、JARIのHPからWeb提供申請が可能となります。
ARIは、自動走行システムが周辺環境を認識するための基盤技術開発*を、2014年度から内閣府、国土交通省、経済産業省等より受託し2017年度まで実施いたしました。
自動運転などの運転支援システムの実用化や画像データを用いたAI研究開発等の普及に向け、検索も容易で共有して活用できる単眼カメラ方式の歩行者認識用大規模データベースです。
研究成果である画像の一部を、自動走行システム関連の研究開発や画像データを用いた機械学習の研究開発を行う企業や研究機関などを対象とし、2018年から延べ19回開催した公開説明会を実施いたしました。JARI賛助会員様およびご参加いただきました団体様のご要望を踏まえて、サンプルデータ製品のデータ頒布につきまして公開説明会参加に加えてWeb提供申請対応を実施いたします。
*平成29年度「高度な自動走行システムの社会実装に向けた研究開発・実証事業:自動バレーパーキングの実証及び高度な自動走行システムの実現に必要な研究開発」(認識・判断データベース構築技術の開発と利活用の検討)
注:お申し込み内容につきまして、書面審査を行います。
申請内容に件して、追加の内容確認が必要の場合は、お申し込み者様宛にご連絡を入れさせていただく事がございますので、予めご了解願ます。
本データベース製品の活用検討用として、約30分程度の288の走行映像シーンが含まれるエントリー製品です。映像情報、LiDAR情報、車両センサ情報、タグ情報、GPS位置情報や表示ツール等が含まれており、すぐに活用が可能な製品です。
<価格>5万円(消費税抜き)
市街地昼間の歩行者・自転車の追越しシーン
市街地夜間の細街路歩行者追い越しシーン
悪環境逆光時の横断歩行者シーン
寒冷地昼間の横断歩行者シーン
高速道路サービスエリア駐車場昼間の横断歩行者シーン
交差点事故防止対応に向けた現況データ確認用として、データ収集車両が交差点の右折や左折時に収集した周辺障害物(歩行者、自転車、二輪車等)の連続的な挙動を評価検証できる製品です。5カメラ映像データにタグ情報が付与されております。
<価格>15走行シーン、約10分間程度、5万円(消費税抜き)
交差点左折時の横断歩行者シーン
一般財団法人日本自動車研究所 自動走行研究部
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