JARI 一般財団法人 日本自動車研究所

国際標準化


自動走行システム国際標準化に関する活動

自動走行システムの研究開発が世界各国で活発化する中、実用化の促進や製品の国際競争力を高める上で国際標準化は重要です。
JARIでは日本の優れた自動車技術の反映を視野に自動走行システムの実現に必要となる標準化の検討を行っており、 ISO/TC22/SC32/WG12(ソフトウェア更新作業部会)の場で日本が提案しているソフトウェアアップデートの国際標準化の推進やISO/TC204/WG14走行制御分科会(事務局:公益社団法人自動車技術会)に対し国際標準化を提案して行きます。
また、ISO/TC204/WG1(システム機能構成)分科会事務局として日本提案の国際標準化活動を推進します。


ITS産業動向調査

ITS産業動向調査とは

ITSの現状や普及に向けた課題等を把握するためにJARIの自主事業で1998年度から20年以上にわたり継続して実施しています。
調査方法は、自動車やIT関連のアナリストやITS関連の技術者からなる研究会のメンバーとの議論と併せて、各分野の専門家の方へのインタビューやアンケートを実施し、最新の動向を把握するとともに、関係者の生の声を分析して報告しています。 報告書は調査にご協力いただいた皆様へ配布するとともに、広く一般へも頒布。ITS関係者だけでなく、大学や調査機関、保険会社など多岐にわたる分野の方にご購入いただいています。

調査テーマ

ITSの活動全体を網羅。具体的テーマ・調査内容については毎年見直しを実施。

2020年度は、

  • 今後の自動車市場の見通しや人・モノの移動課題に対する将来のモビリティを考えるための課題を整理
  • Connected化に向けた取り組みとして、インフラ協調サービスなどの動向やV2Xと車載電子システムのセキュリティの最新動向を紹介
  • 自動運転システムの要素技術である位置評定、周辺環境認識、AI技術などの技術的課題を考察、国内外の自動運転の開発動向や実証実験の状況、整備すべき基準や規格・法整備の状況
  • 日本国内のMaaSの動向に注目、新型コロナウイルスの感染拡大による影響や今後のモビリティサービスのあるべき姿について考察

など、技術動向だけでなく、サービスの実用化に向けた周辺動向も含めて網羅的に調査を実施しています。

現在販売中の2020年度の報告書のお申し込みはこちらへ。

また、JARIではITS産業動向調査を始め、さまざまな活動を通じて得られた知見や手法などを活かした動向調査のご相談等も承っています。

お問い合わせ・ご質問は itsweb@jari.or.jp まで。


国際標準化

JARIは、ISO/TC204が始動した1993年から活動に参加しています。TC204/WG1(システム機能構成)分科会の事務局としてITSのアーキテクチャや規格記述言語などの標準化活動を支援し日本提案の規格案の審議促進を図ってきたほか、車車間通信や路車間通信を利用した協調システムの機能構成やインタフェースの標準化、車載センサの情報を活用したプローブ情報システムの標準化などを進めてきました。

近年は、早期実用化に向けて内外の各社が鎬を削る高度運転支援システムや自動運転システムの国際標準化に携わっています。公益社団法人自動車技術会の委託を受けて、日本提案の交通障害注意システム(TINS)の国際標準原案の作成、協調型アダプティブクルーズコントロール(CACC)や隊列走行システムに関する海外からの国際標準化提案への対応検討など、TC204/WG14(走行制御)における国際標準化活動を支援しています。

ISO/TC204/WG14(走行制御)における標準化の範囲(提供:公益社団法人自動車技術会)

ISO/TC204/WG14(走行制御)における標準化の範囲
(提供:公益社団法人自動車技術会)


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