JARI 一般財団法人 日本自動車研究所

自動運転技術を応用した高速道路維持管理用車両(日本初)を共同開発しました

2013/11/19


  • 独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「エネルギーITS推進事業(自動運転・隊列走行技術の研究開発)」の成果を活用した運転操作支援システムを導入した高速道路維持管理用車両(トンネル照明灯具清掃車)を中日本高速道路(株)と共同開発し、11月8日に報道機関に公開しました。
  • テストコースでの走行試験はすでに終了しており、試験用自動車として国土交通大臣の認定を受けました。今後関係機関と調整の上、12月から実際の高速道路上で試験走行し、走行データの収集・評価検証を行っていく予定です。
  • 今回開発したのは、車体側方前後に搭載したカメラが道路の白線を認識し、白線に沿って走るよう車両が自動でハンドル操作の補助をする技術で、この技術をトンネル照明灯具清掃車に導入することで、時速80kmで走行しながら、安全で正確な照明設備の清掃が可能となり、交通規制時間の短縮が期待できます。
  • 中日本高速道路(株)のホームページにリンクします。

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