第14回 JARI ITSセミナー
『自動車の自動化・Connected化が実現する新たなモビリティ社会』
=2018年1月24日水曜日(くるまプラザ)=
今、自動車業界では、「自動化」「Connected化」の実現に向けて、各方面にて研究開発や実証実験が活発に進められています。それらの技術が実現することで、高齢化や人手不足による職業ドライバーの不足、限界集落や過疎化がもたらす生活交通の衰退等、社会が抱える様々なモビリティに関する課題の解決が期待されています。
こうした動きを実現するには、自動車業界だけでなく、様々な業種のプレーヤーとの連携や、従来の自動車というハードからのアプローチだけでなく、移動という概念や価値の変化などを見据えたサービス展開が求められることになります。
JARI-ITS研究部では、自動車の自動化・Connected化による新たなモビリティ社会の実現に向けて、様々な分野でご活躍の皆様にお集まりいただき、それぞれの視点での気づきや解決すべき課題などを議論いただく場としてパネルディスカッションをメインとするセミナーを企画いたしました。
今後の自動車のあり方について、皆様と一緒に考える場に出来ればと願っておりますので、是非ご参加ください。
1.開催概要
日 時: |
平成30年1月24日(水)13:30~17:00 |
場 所: |
日本自動車会館1F くるまプラザ 第1~3会議室
〒105-0012 東京都港区芝大門1-1-30 アクセス |
募集人数: |
150名(定員になり次第締め切らせていただきます。) |
参加費: |
無料(賛助会員対象):賛助会員以外の方は別途お問い合わせ下さい
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2.プログラム
(1)新しいモビリティサービスの実現に向けたJARIの取り組み
(13:30~13:50)
一般財団法人日本自動車研究所 ITS研究部部長 谷川 浩
JARIが担当する、自動バレーパーキングの実用化に向けた取り組み内容と共に、Connected技術によって期待される新しいモビリティサービスの可能性、実用化を加速するためのデータ共有や情報プラットフォーム整備の必要性等について紹介する。
(2)地方創生に必要な次世代移動体システム
-Automated ・Connected 化から Incunabula(ゆりかご)ビークルへ-
(13:50~14:20)
東北大学 未来科学技術共同研究センター 教授 鈴木 高宏 氏
自動運転や次世代モビリティの実現による地方の課題解決・活性化に大きく期待が持たれている。今回、これに関した諸取組の紹介と、それを通じ、地域の持続的発展につなげる戦略として、コネクテッド、さらにはそれを人間中心で考えた"インキュナブラ(incunabula)(ゆりかご)ビークル"コンセプトを提示する。
(3)「快適なクルマ社会の実現」を目指して
(14:20~14:40)
パーク24株式会社 モビリティ研究所 所長 間地 信夫 氏
人とクルマと街とが調和し、ストレスのない移動手段を実現する「快適なクルマ社会の実現」のため、あったらベンリなサービス、当たり前の中にある不満を解消するサービスを創造、提供する方法としてシェアビジネスを展開してきたパーク24ならではの取り組み、今後の可能性について紹介する。
(4)すべての人に移動の自由を ~トヨタの自動運転技術への取組み~
(14:40~15:00)
トヨタ自動車株式会社 先進技術開発カンパニー 先進安全先行開発部 常務理事 鯉渕 健 氏
トヨタの先進安全・高度運転支援システムを概説し、さらにその技術を活用した、クルマのあり方を大きく変えるであろう自動運転技術開発への取組みと技術の概要を示す。そして自動運転技術の実用化に向け乗り越えねばならない課題について紹介する。
休憩
(15:00~15:15)
(5)パネルディスカッション
(15:15~17:00)
モデレータ |
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モータージャーナリスト・JARI客員研究員 清水 和夫 氏 |
パネリスト |
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東北大学 未来科学技術共同研究センター 教授 鈴木 高宏 氏 |
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パーク24株式会社 モビリティ研究所 所長 間地 信夫 氏 |
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トヨタ自動車株式会社 先進技術開発カンパニー 先進安全先行開発部 常務理事 鯉渕 健 氏 |
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一般財団法人日本自動車研究所 ITS研究部部長 谷川 浩 |
閉会
(17:00)