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記事詳細:Detailed Article

JARI Research Journal (2012~)IT・エレクトロニクス応用/IT & Electronics

資料名 / Title

JRJ20191102 研究活動紹介
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自動運転システム安全設計-第4報:フェールオペレーショナル・性能限界・ミスユースの安全設計に関する研究-
Safety Design for Automated Driving Systems -Forth Report : Study on Safety Design for Fail Operational, Performance Limits and Misuse-

中村 英夫,金子 貴信
Hideo NAKAMURA,Takanobu KANEKO

 ヒューマンエラーに起因した交通事故の低減,移動手段としての利便性向上,周辺車両との協調制御による渋滞緩和,輸送効率向上や不必要な加減速の抑制による自然環境への負荷低減などを目的に,高度な運転支援システム(自動運転システム含)が,幅広くグローバルに研究開発されている.自動車運転システムは,周辺監視義務を含む運転主権の所在によって,レベル定義されている. NHTSA(National Highway Traffic Safety Administration)やSAE(Society of Automotive Engineers)のレベル定義をTable 1に示す.高速道路での車間距離制御(ACC)と車線逸脱防止システム(LKAS)の組合せなど,既に実用化フェーズにある運転支援システム(レベル2以下)は,運転主権をドライバが常に有する.一方,将来的に想定される自動運転システム(レベル3,および4:赤枠部分)は,周辺監視義務を含む運転主権をシステム側が有する状態がある.前者に比べて後者は,システムが備える機能と性能,負うべき責任は格段に高まる.従って,安全性を確実に担保できるシステム安全設計が必須である.
 日本自動車研究所がこれまで経済産業省から受託した「次世代高度運転支援システム研究開発・実証プロジェクト/自動運転システム安全設計(2014~2015)」,「高度な自動走行システムの社会実装に向けた研究開発・実証事業/セーフティ技術評価環境の構築(2016~2018)」では,自動運転システム(レベル3,および4)の安全性を確実に担保するための課題(安全確保要件)を明確化して,「考え方・プロセス・方策(何れも事例)」を示し,「標準化・基準化の論議」「個社開発」「実証事業」などのバックデータとして広く活用頂くことを目標とした.また,社会受容性を踏まえて,備えるべき最低限の安全確保要件のレベル形成論議(どの程度の手厚さで対策するか)に役立てて頂くことも目標とした.
 本稿は,これら事業の成果概要を紹介するものであり,「安全アーキテクチャ調査」の第1報,ユースケース整理の第2報,機能安全規格ISO 26262:2011に沿った車両レベルの機能安全コンセプトフェイズ検討の第3報に繋がるものである.紹介する成果概要は,操舵制御系を例題としたフェールオペレーショナル(故障発生時でも従来機能を継続可能な)詳細設計と実証,センサ認識系を例題とした性能限界安全設計(基礎研究),操舵制御系を例題としたミスユース安全設計(基礎研究)の3つである.

種別 / Article Type

JARI Research Journal (2012~)

資料名 / Title

JRJ20191102 研究活動紹介

発行年月 / Date of Issue

2019/11

分野 / Field

IT・エレクトロニクス応用/IT & Electronics
ID:8054
 

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