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記事詳細:Detailed Article

JARI Research Journal (2012~)安全/Safety

資料名 / Title

JRJ20180601 研究速報
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BioRID-IIダミーの検定試験における単体試験方法の妥当性検討-GTR7における検定試験の制定に向けて-
Study on Jacket and Pelvis Certification Test Methods for the BioRID-II Dummy -Toward Establishment of Certification Tests for UN GTR No.7-

中嶋 太一,清田 浩嗣,加藤 和彦
Taichi NAKAJIMA,Hirotsugu SEITA,Kazuhiko KATO

 追突事故による頚部傷害は,その発生頻度と傷害にともなって生じる後遺障害等の社会的損失の観点から,諸外国においても重要な問題とされており,追突時の頚部傷害低減に向けた取り組みが国際的に進められている.具体的には,UN ECE/WP29/GRSPにおいて,各国の専門家による会議体「ヘッドレストGTRインフォーマル会議」が設置され,国際的に統一されたヘッドレストの要件,ならびに試験方法(ヘッドレストGTR:以下,GTR7)が検討されている.GTR7に関しては,2008年3月にPhase1が成立し,ヘッドレストに対する基準要件として静的バックセット(シートに着座させた人体模型頭部とヘッドレストとの水平距離)についての規制値が設けられた.Phase1成立後は,日本がテクニカルスポンサーとなって, BioRID-IIダミー(後面衝突評価用ダミー)を用いた動的試験法の策定に向けたPhase2活動が進められている.このような状況の中,(一財)日本自動車研究所,ならびに(一社)日本自動車工業会では,BioRID-IIダミーを用いた試験・評価法に関する研究において,特に動的試験時に発生する試験結果のバラツキを低減させるための検討を行ってきた.
 また,ヘッドレストGTRインフォーマル会議では,Phase2の議論と並行して,BioRID-IIダミーの標準化(Mutual Resolution 1)のための議論が進められ,BioRID-IIダミーの検定試験に関しては,ダミー製造メーカを中心として,ダミー構成部品単体に対する試験法の導入などが検討されてきた.GTR7における動的試験法は,法規として採用され,各国で実施されることになるため,試験の公平性を保つためにも,適正な検定試験により,BioRID-IIダミーの個体差によって発生する試験結果のバラツキを低減させることも重要と考えられる.
 そこで,本研究では,GTR7における検定試験の制定に向けた対応として,ダミー製造メーカによって導入が検討されているBioRID-IIダミーのJacketとPelvis単体の検定試験を実施し,同試験における適合要件の妥当性について検討した.

For the reduction of minor neck injuries during rear-end impacts, an advanced dynamic test method using the BioRID-II dummy has been discussed for the UN ECE/WP29/GRSP/GTR No.7. This study focused on certification tests for the BioRID-II dummy in order to reduce differences in the responses of dummies used in dynamic tests. Specifically, the certification tests proposed by the dummy manufacturer were carried out for the jackets and pelvises of BioRID-II dummies to examine the validity of the existing dummy performance requirements of those certification tests.

種別 / Article Type

JARI Research Journal (2012~)

資料名 / Title

JRJ20180601 研究速報

発行年月 / Date of Issue

2018/06

分野 / Field

安全/Safety
ID:8027
 

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