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記事詳細:Detailed Article

JARI Research Journal安全/Safety

資料名 / Title

JRJ20170501 研究速報
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幼児専用車への装備を想定したシートベルトの使用性調査
Investigation of Seat Belt Usability in a Kindergarten Bus

石井 充,鮏川 佳弘,林 猛人,杉田 幸樹,神谷 智英,新美 敏春
Mitsuru Ishii,Yoshihiro Sukegawa,Takehito Hayashi,Koji Sugita,Tomohide Kamiya,Toshiharu Niimi

 2016年現在,専ら幼児を幼稚園や保育園へ送迎することを目的に製作された車両(以下,幼児専用車)の幼児用座席については,幼児の体に適したシートベルトがないことや,緊急時に幼児がシートベルトを外せないことの懸念などから,シートベルト装備義務の対象外となっている.
 国土交通省は,2012年7月に幼児専用車の安全性を議論するため「安全基準検討会(現在の車両安全対策検討会)」の傘下に「幼児専用車ワーキンググループ」を立ち上げた.このワーキンググループでの検討内容は「車両安全対策検討会」においてとりまとめられ,2013年3月に「幼児専用車の安全性向上のためのガイドライン」として国土交通省に報告された.公表されたガイドラインには,前方座席が加害部位となる頭部,顔部,頚部の受傷を低減することを目的として,「シートバック後面への緩衝材の追加」,「シートバック高さの延長」が示された.また,将来に向けた課題としては,「自動車製作者等による幼児専用車に装備される幼児用座席に適した座席ベルトの開発」が示されている.
 以上の背景を受け,これまでに著者らは,安全性の観点から,前面衝突時の状況を模擬したスレッド実験により,ガイドラインに対応した幼児専用車の幼児用座席(以下,ガイドライン対応シート)の乗員保護性能およびシートベルト装着が乗員保護性能に与える影響を確認した.本稿では,幼児専用車の幼児用座席にシートベルトを装備する際に課題とされているシートベルトの使用性に着目し,通常使用時の装着性と緊急時の脱出性を調査した結果について報告する.
 なお,ここで報告する実験は,目的や方法について一般財団法人日本自動車研究所内に設けられた実験倫理委員会の審査および承認を受け,実験参加者への説明および保護者へのインフォームドコンセントの手続きを経て,実施されている.

The objective of this study is to evaluate seat belt usability in a kindergarten bus. Usability tests are composed of seat belt wearing tests and evacuation tests. In this investigation, we carried out usability tests with 3- and 6-year-old children on a test seat and in a test vehicle. We evaluated whether or not they were able to fasten the seat belt. The motions of fastening a seat belt was observed, and the time needed to fasten the seat belt was measured. In addition, evacuation time was measured with and without seat belts.

種別 / Article Type

JARI Research Journal

資料名 / Title

JRJ20170501 研究速報

発行年月 / Date of Issue

2017/05

分野 / Field

安全/Safety
ID:6915
 

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