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記事詳細:Detailed Article

JARI Research JournalIT・エレクトロニクス応用/IT & Electronics

資料名 / Title

JRJ20170101 解説
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ISO/TC204におけるITSの国際標準化動向
Trends on ITS Standardization Activities in ISO/TC204

香月 伸一
Shinichi KATSUKI

 ISOにおけるIntelligent Transport Systems(ITS)の専門委員会TC204は1992年に設置され,1993年から活動が始まった.TC204の活動内容,体制等については,公益社団法人自動車技術会(以下,自動車技術会)発行の報告書,ITSの標準化パンフレット2016などを参照願うとして,最初にこれまでの活動経緯を簡単に振り返ってみたい.
 TC204の活動の初期は,1996年に米国でITSの全体の枠組みを示したNational ITS Architectureが発行され,2000年には欧州でEuropean ITS Framework Architectureが発行されるなど,ITSのシステムアーキテクチャ構築に各国の関心が高まっていた時期であり,TC204でもシステムアーキテクチャに関連した標準化作業が2000年代後半にかけて活発に行われた.
2000年代の中頃からは,ETCや交通管制,旅行者情報などの個別システムや,通信,車両識別,地図データベース,規格記述言語などの共通技術の標準化作業が本格化した.
 2010年代になると,欧州委員会の協調システム(C-ITS: Cooperative ITS)に関する標準化要請(2009年)への対応を表明したCEN(欧州標準化委員会)に協力する形で,C-ITSの標準化が重点課題となった.CEN/TC278(ITS)/WG16(C-ITS)のミラー組織としてTC204にWG18(C-ITS)が新設され,他のWGと連携して標準化の取り組みが行われた.
 しかし,2014年2月に欧州委員会がC-ITSの第一段階の標準化作業の完了を発表し,標準化作業に対する助成も終了したことによりC-ITS標準化の勢いが急速に下火になった.相前後して,2013年10月に開催されたTC204神戸総会では,Schnacke議長が災害時/緊急時対応,高齢者モビリティ,自動運転といった新しい課題への対応の必要性を提起し,新たな標準化領域を模索する動きが始まり,今日に至っている

種別 / Article Type

JARI Research Journal

資料名 / Title

JRJ20170101 解説

発行年月 / Date of Issue

2017/01

分野 / Field

IT・エレクトロニクス応用/IT & Electronics
ID:6909
 

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