
多目的市街地は、実際の道路環境に近い環境を構築し、車両の車線維持性能、道路を利用する車両や歩行者、自転車などを認識する性能、路上の障害物を回避する性能を評価することを目的とした試験エリアです。このエリアには、100m四方のアスファルト上に白線の移設が自由に行えるため、目的に合った様々な交差点を再現することができます。
試験路の仕様
- 走路幅:1車線 : 2.75 ~ 3.5m
- 直線路:南北 300mの直線路(内4車線区間 250m)
- 交差点:信号機あり:4車線×2車線
|
白線パーツを組み合わせて多様な交差点形状を構築することが可能です
|
付帯設備
- 信号機(LED)
- 視界調整用壁材料(移動設置可能)
- 縁石ブロック(移動設置可能)
- 控え室
※試験路には外部からの視線を遮断するための設備はありません

工事中の通行規制を再現する道路工事機材や各種道路標識をご用意しております。
制限・留意事項
使用に際して下記の制限を設けさせていただいております。ご不明な点につきましては、ご相談下さい。
- 走行車両:試験車両は総重量25t 以下、かつ輪荷重4.9t 以下。
- 走行速度:原則60km/h 以下(※応相談)
- 走行方法:急ブレーキ、急ハンドルなど、タイヤ痕がつく走行は禁止。
- 写真撮影:事前に撮影許可を申請いただき、撮影者は腕章をしていただきます。
カメラの高さは原則3mまで。
お問い合わせ先
〒305-0822 茨城県つくば市苅間2530
一般財団法人日本自動車研究所
企画・管理部 研究推進グループ
TEL:029-856-1120 FAX:029-856-1124
メール:jtown@jari.or.jp