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健康影響

医学・生物学的な研究

JARIでは、約30年前より、自動車排出ガスが健康に及ぼす影響の調査研究を進めてきました。1980年代、ディーゼルエンジン排出ガス(以下、DE)の発がん性の議論が高まり、JARIでは大規模な発がん性試験を実施しました。その結果、現実的な大気粒子濃度レベルのDEではがんの発症を亢進しないことを世界に先駆け明らかにしました。その後も、1990年代には気管支炎研究、花粉症研究を実施し、これらの成果は世界保健機関(WHO)、米国環境保護局(US EPA)の報告書などに引用されています。

最近では、自動車排出ガスは低減し、大気環境も昔に比べて大きく改善されており、健康な成人では最新エンジンの排出ガスの影響はほとんど問題にならないと考えられています。しかし、その一方で、環境汚染物質に対して敏感な高感受性集団(子ども、老人、病人など)への影響には十分に留意する必要があります。そのため、環境の影響を受けやすい集団に着目した健康影響研究を、最新の医学・生物学手法を駆使し、現在も継続しています。その成果については、学会や論文発表を通し、世界に情報を発信しています。

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