FCV最前線第4回 EVS22(第22回国際電気自動車シンポジウム)に未来のくるま社会を見た!

去る2006年10月23日(月)~28日(土)、横浜みなとみらい地区のパシフィコ横浜にて、『第22回国際電気自動車シンポジウム・展示会』(EVS -22)が開催されました。電気車両分野での世界最大の展示会となるこのEVS-22には、車両メーカーをはじめ、多数の車両関連機器メーカー、電池・燃料電池関連機器メーカー、研究所、自治体などが参加し、次世代のエコカーに関心を持つたくさんの人々が訪れ、にぎわいを見せました。今回の「FCV最前線」では、その様子をレポートしていきましょう。

1 オープニング前日のパレードには多くのFCVが参加
2 注目のくるま達
3 燃料電池の裾野。広がる

オープニング前日のパレードには多くのFCVが参加

EVS(International Battery, Hybrid and Fuel Cell Electric Vehicle Symposium & Exposition)は1969年にアメリカのアリゾナ州フェニックスで第1回が開催され、今回で第22回を迎えます。毎回、アメリカ、ヨーロッパ、アジア太平洋の3地域で交互に開催されていて、日本では1996年以来2度目の開催になります。10年ほど前までは電気自動車やハイブリッドカーが中心でしたが、航続距離の長さや充電が不要な点など、その優れた実用面が見直されて、燃料電池車(FCV)の占める割合は年々高くなってきています。

期間中、会場では参加各社がそれぞれのブースで展示を行うほか、試乗会も行われ、たくさんの人々に乗り心地を体感してもらう良い機会となりました。また、「持続可能なモビリティーへの一歩」、「水素・燃料電池社会の構築」、「地球に優しい車社会を目指して」などと題された数々の公開セッションや会議が開かれたり、世界の最新技術や普及動向などについての専門的発表も行われました。

オープン前日の22日には、会場のパシフィコ横浜から約1.2Km離れた横浜赤レンガ倉庫までパレードが行われました。出展各社の乗用車、バイク、バスなど42台が参加し、沿道からの注目を浴びながらゆっくりと行進。先導する神奈川県警警察音楽隊と、みなと総合高校吹奏楽部・バトン部がパレードを盛り上げます。パレード終了後、車両は赤レンガ倉庫前に展示され、さらにFCHVバスの試乗会も行われるなど、日曜日とあって訪れたたくさんの人々に次世代のエコカーをアピールしました。

パレードの出発式 先頭は神奈川県警警察音楽隊
パレードの出発式 先頭は神奈川県警警察音楽隊
車両番号1番は墨田工業高校の燃料電池アシスト自転車 トヨタ FCHV
車両番号1番は墨田工業高校の
燃料電池アシスト自転車
トヨタ FCHV
ホンダ FCX 日産 X-TRAIL FCV
ホンダ FCX 日産 X-TRAIL FCV
パレードの華。みなと総合高校バトン部の皆さん ダイムラー・クライスラー F-Cell軍団
パレードの華。みなと総合高校バトン部の皆さん ダイムラー・クライスラー F-Cell軍団
スズキ MRワゴン-FCV 赤レンガ倉庫をバックに走るFCHVバス
スズキ MRワゴン-FCV 赤レンガ倉庫をバックに走るFCHVバス
パレード終了後は多くの見物客でにぎわった イベントの様子
パレード終了後は多くの見物客でにぎわった イベントの様子

それではいよいよ、今回のEVSに参加した各社のブースの模様を紹介しましょう。まずはみなさんもおなじみJHFCプロジェクト参加企業のブースから、特に熱い注目を浴びたニューモデルをお届けします。

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