開催日時 : 2007年3月12日 10:00~17:30
開催場所 : 有楽町朝日ホール
講演の様子

2007年3月12日(月)、有楽町朝日ホール(千代田区有楽町)にて、JHFCプロジェクト活動報告会「平成18年度JHFCセミナー」を開催しました。燃料電池自動車(以下、FCV)のエネルギー効率や水素製造を含めた総合効率を示した「JHFC第1期(平成14年度~17年度)」に続き18年度から「JHFC第2期(~平成22年度)」をスタート。セミナーでは第2期実証試験の位置付け・概要から走行試験の具体内容まで幅広く紹介すると共に,日本のエネルギー戦略や、水素材料ならびに燃料電池の先端技術といった、水素や燃料電池を取り巻く技術動向等を併せて解説することにより、セミナー参加者に水素や燃料電池自動車が置かれている現状について、より深く理解していただくことが出来ました。

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基調講演

日本のエネルギー事情と戦略

(財)日本エネルギー経済研究所 小山 堅 研究理事による、日本のエネルギー需要構造の特徴と問題点や、新情勢下でのエネルギー課題、エネルギー戦略の重要性などについての講演。

小山 堅

JHFC活動報告Ⅰ

活動総括

JHFC推進委員会 石谷 久 委員長(慶應義塾大学 教授)による、JHFC第一期の成果と課題の報告および、JHFC第二期(平成18年度~22年度)の概要や目的、特徴のほか、平成18年度の実施内容や今後の計画についての報告。

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石谷 久

広報・教育活動

JHFCプロジェクト広報・教育ワーキング事務局 荻野 法一氏(財団法人日本自動車研究所 FC・EV研究部 主任研究員)による、第二期広報活動の目的や方針並びに平成18年度の活動内容の報告。FCV運転試乗会や技術セミナー等、平成18年度からの新たな取り組みについても紹介された。

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荻野 法一

特別講演 I

水素材料先端技術の最前線

(独)産業技術総合研究所 水素材料先端科学研究センター 村上 敬宜 センター長(九州大学 理事・副学長)による、材料の水素脆化や水素環境下のトライボロジーについての講演。水素エネルギー社会実現にむけた課題や、水素が金属疲労や摩擦・潤滑に及ぼす影響とその最新の分析技術が紹介された。

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村上 敬宜

特別講演 II

燃料電池先端基盤技術の最前線

(独)産業技術総合研究所 固体高分子形燃料電池 先端基盤研究センター 長谷川 弘 センター長による、燃料電池システムとその普及に向けた課題と研究開発についての講演。触媒や高分子電解質、金属セパレータ、セル(スタック)などに関する最新研究動向を紹介。

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長谷川 弘

JHFC活動報告 II

国内外調査報告

JHFC調査ワーキング事務局 丹下 昭二氏(財団法人日本自動車研究所FC・EV研究部 技術参与)による、国内外における水素・燃料電池に関する調査報告。欧米の関連政策動向、自動車メーカーの取り組み、水素インフラの視察状況、FCV関連の要素技術研究の現状などの紹介。

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丹下 昭二

JHFC活動報告 III

フリート走行実証試験について

ダイムラー・クライスラー日本(株) 技術コンプライアンス部 松本 博司 次長による、フリート走行実証試験についての報告。ディー・エイチ・エル・ジャパン(株)とのフリート走行実施状況や効果、運行実績のほか、今後の開発方針などを紹介

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松本 博司

燃料電池バス運行実証試験

トヨタ自動車(株)FC開発本部 FC技術部 FC技術車両システム設計室 三木 義之 第1システムグループ長による、燃料電池バス運行実証試験についての報告。中部国際空港周辺地域における燃費調査や走行距離、利用状況、利用者へのアンケート結果などを公開。

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三木 義之

燃料電池小型移動体実証事業

(財)大阪科学技術センター 技術・情報振興部 八木 嘉博部長によるFC車いす、FCカートの実証試験およびFC自転車の走行試験に関する報告。品質特性の確認や軽量・小型化、システムの最適化などの実用化に向けた課題が公表された。

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八木 嘉博

特別講演 III

今後の実証試験に期待すること

経済産業省 資源エネルギー庁 省エネルギー・新エネルギー部 対策課 安藤 晴彦 課長(政策課燃料電池推進室 室長)による、今後の水素・燃料電池技術や実証試験の展望に関する講演。

安藤 晴彦